2015年5月19日火曜日

旅日記 5月11日(月曜)

旅日記 5月11日(月曜)

じつに9時間以上をバイクとともに過ごした。
今回の冒険を通して、バイクは僕の身体機能を拡張してくれる素晴らしい道具であることを実感した。クラッチ・アクセル・ハンドリング・ニーグリップ・体重移動など神経伝達の延長上にバイクが応答する。重量二百数十キロのバイクそのものの物理的存在はかき消え、道路上を自分の意志が走っている感覚、一体感。











徹夜で仕事した帰り、早朝から綺麗な青空だった。
さて、どこへ走ろうか。
いつか行ってみたかった九州最東端へ行ってみようか。
決めた! 今から行こう!
ルートはナビまかせだ。













菊池高原から鯛生金山へ、そして中津江村を通過し小国町へ出た。
これから冒険の旅に出るのだと思うと、途中までの知ってる道も違った風にみえる。












(小国ドーム)












(小国ドーム内でコーヒータイム)












やまなみを通り別府へ向かった。
どうやらナビは大分自動車道へ乗り入れるつもりのようだ。
高速道・右手に見える由布岳や鶴見岳の絶景を楽しみながら走っていると凄まじい突風が吹き下ろしてくる。
こりゃたまらん。
寒さしのぎに、革ジャンの下にウィンド・ブレーカーを着ているが、効果は絶大。
高速道は「猫が岩山」を大きく回りこみ、左手には別府の街並みと別府湾が一望できるルートに様変わりしていた。
景色を楽しみながら、しばらく走っていると大分自動車道から東九州自動車道に切り替わり片側一車線になった。
70Km/h制限で片側一車線の高速ってなんなの?、と不思議に思いながら、ひた走りに走った。
そして、この時にはまだ気づいていなかったのだが、ここからが本当の冒険の始まりだったのだ。

バイクだけが頼りだ。
よく晴れた、のどかな日にツーリングしているのと訳がちがう、台風が近づいていた。だが冒険の旅に出てしまったのだ、途中で辞めるなど想像もつかない。だからやるしかない、海岸線沿いに複雑な入江を何度も何度も走りぬけ、眼前に広がる漁師町を幾度も越えなければ辿り着かない、不思議な世界を僕は走っていた。まるで夢のなかの出来事のようだった。九州の端っこに辿り着くというミッション、その使命感だけが僕を走らせていた。台風が近づいている、その証拠に黒い雲が急速に集まりはじめている。その中をひた走りに走りつづけ、ついに鶴御崎(つるみざき)自然公園のなかへ。



眼前に灯台が近づいていた。ここだ! はやく写真とって、か・・帰ろう、ハアハア、息があがる。焦っていた。





































足が震えた。怖かった。ビョービョーと吹き荒れる風のなか、灯台のパノラマ展望ブリッジへ。





















すげー・・絶景、きれい・・・








バシバシと写真とって、ビデオ撮影もして、足早やに帰ろうとすると、若いカップルが挨拶してきた。こ・・こんな状況で余裕だな、車のほうがはるかに安全マージンが高い。
挨拶もそこそこに、小走りで降りてくると、そこには頼もしい相棒が待っていた!

帰ろう! フェザーくん。帰りも頼んだぜ、相棒!
帰路は阿蘇・大観峰をナビに指示すると「中九州横断道路」を選んでくれた。それでいいよ、帰ろうぜ。























 中九州横断道路を降りて、ホッとひと息。





帰りは、やたらと早かった!
けっきょく雨はパラパラていど、家に着くまで大丈夫だった。
神様、ありがとう。無事に帰りました。
 
今度からは大観峰→うぶやま→竹田→中九州横断道路というルートで大分へ渡ることにしよう。





次回の旅はいよいよ四国へ渡る!

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